ハンガリーと日本の架け橋に

リスト・ハンガリー文化センターにて

ハンガリー出身の日本人、哲学者で彫刻家のワグナー・ナンドールの一生を、昨年10月、益子の哲学の庭で朗読。そのご縁で、今回、ハンガリー大使館文化部リスト・ハンガリー文化センターを訪問。所長のアニタさんと交わした会話はすばらしい時間だった。彼女の仕事は、ハンガリーの文化を日本に知ってもらうこと、日本の文化をハンガリーに知ってもらうこと、日本在住のハンガリー人のみなさんにも。

彼女の日本との出会いは、中学時代にさかのぼる。それから今に到るまで、文化のコミュニケーション、「伝える伝わる」が彼女の仕事でそれが信条なのだと知った。それは、私の思うこととまったく同じで、夢中になって話しているうちに、あっという間に2時間がたっていた。

夢中になって話した最後のクライマックスは、なんと、彼女は、源氏物語五十四帖を読解していたのだ!ただの平安時代の恋愛物語ではないと。ここから話をするにはさらに時間が必要だ。彼女との出会いははじまったばかり。一緒にコミュニケーションしながらのこれからのActionにワクワクしながらの帰路だった。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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