三国志– category –
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沼尾ひろ子の朗読 の世界
諸葛孔明先生、登場!
三国志 第五巻 孔明の巻が終わった。諸葛孔明がいつ登場するのかとわくわくしながら朗読していたら、なんとほぼほぼ最後の頃に、徐庶とのあの別れがたい胸にせまるシーンの最後の最後の最後に、徐庶がもう一度戻ってきて劉くんに告げるのだ。諸葛孔明を訪... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
曹操覚醒
あの曹操が、心の中で繰り返す。「訓えられた。訓えられた」「戦にも負けてみるがいい。敗れて初めて覚り得るものがある」と。乱世の奸雄から、天下の一雄になってみせる、と呟く。曹操覚醒の段が、「生死一川」の最大の見せ場。そして、持つべき人のとこ... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
「夏の夜の夢」と「三国志」W公演
「夏の夜の夢」。セリフで展開していくシェイクスピアの戯曲。演じきった。演劇でもない、映画でもない、小説でもない、朗読で。「おもしろかった〜!」と言っていただけて、よかった〜!シェイクスピア様、あなたの世界観、ドラマティックリーディングし... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
敵ながらしびれる呂布のいでたち
第二巻 群青の巻に突入した三国志。劉くんの出番が少なくて、劉くんファンの女性のみなさまは、しばし吉川英治の戦シーンの四字熟語連発の小気味よさに耳をかたむけていただければと思っております。文字の壮麗さは朗読ではお見せできないけれど、音で聴く... -
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乱兆、無刀飛首、蛍の彷徨
ついに、漢朝400年の天下が崩れ始めた。霊帝が身罷られた。うごめく十常侍と敵対する何進一派。新帝を擁立しその後ろ盾となって権力を確たるものにしたい何進は、十常侍を一掃すべしとの進言を受け策を講じるが、まんまと先に十常侍の策にはまり命を落とす... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
母の叱咤・・・気がつくと涙で濡れていた
三国志 桃園の巻岳南の佳人/故園玄徳は恋もする。でも、中山靖王の末孫劉玄徳は恋だけではないという。琢県楼桑村に帰る。母の顔をひと目見たくて。志半ばで帰ってきた玄徳を母は叱咤する。この声は、おとうさんの声だよと言いながら。母の声は私を通して... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
枳棘叢中鸞鳳の栖む所に非ず
三國志 桃園の巻 十常侍/打風乱柳♪沼尾ひろ子の三國志テーマ曲 by shiorinko大地を駆ける蹄がみえる心躍る勇猛なフルートの調べついに張飛が柳の枝で鞭打った。百姓たちは、言う玄徳を親のように思っていると。その玄徳を陥れようとしている役人。なに... -
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ライトアップされた竹林に包まれて「三國志」を朗読
月に一度の「三國志」の日。今月から冬時間で19時開始となり、夜、ライトアップされた竹林に包まれてあっという間に黄河のほとりへ。官軍でない劉くんの軍は、どれだけ武功をたてても評価されない。城内へは入れず城門の外で見張りをさせられる。秋風が吹... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
秋のKANOUYA BASE
神社がわのテラスもぽかぽか。秋のKANOUYA BASE。枯葉のカサコソ聞きながら朗読。毎週土曜日のひととき。今週は、フランダースの犬。夜は、三國志。そして、いよいよ12月。クリスマススペシャル朗読月間です。第1週は、雪の女王。デンマークのハンス・クリ... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
檻車に、男泣き子ども泣き
「官の士風や軍記をつかさどる者に、面白からぬ人物があるからというて、官軍そのものが潰滅するのを、拱手傍観していてもよいものでない」と、即座に援軍に馳つけた劉備の義軍。しかし、正規の官軍ではないと知ると、助けられた官軍の将薫卓は鼻で遇う。...
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