古事記神話– category –
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沼尾ひろ子の朗読 の世界
現国と神話の世界を結ぶ「音」
古事記は読み深めれば読み深めるほど、自分自身の深淵に入っていくような気がする。とりまく世界をこれほどシンプルに表現し、それはもはや哲学のようにも感じる。今回、「音」に注目する。もともと、声を音の一種ととらえ、「音」が伝えるもの、その「音... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
「古事記ー神代の物語」〜日本人の自然感・死生観〜
「朗読で学ぶ」ことが、鎌倉アートギャラリー一凜のおとなの学び舎で実現することになった。主宰する稲垣麻由美さんは、文筆家で編集者、さらに、森羅万象に八百万の神が宿る日本の美を「本」という形に集結させるJapan Craft Book プロジェクトの発... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
ほおずきがふるさとへ灯りをともす
お盆。ほおずきをいただいた。こどもの頃、ほおずきの皮をむいて中の実を出し空にし、ピーピー音を鳴らして遊んだ記憶がある。ほおずきは、お盆の頃になると実をつける。それまでひっそりと庭先の片隅に佇んでいる。控えめなのか、目立ちたがりやなのか、... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
新しい年、古事記で幕開き
2022年は、古事記で幕開き。国生み神生み黄泉の国はじめに、天地あめつちありてそこに神を生むわたしたちが自然とともに生きていると息をするようにあたりまえのように思うのは古事記から解くことができるように思う。伊弉諾 伊弉冉のものがたり新しい年... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
山のかみさまのものがたり
むしょうに日光に行きたくなる時がある。いつも遠くで仰ぎ見ていた男体山の麓に行って、山の息吹に包み込まれたくなる。古より、神の鎮まり給う御山として尊崇されてきた男体山。名の由来どおり父・大己貴命(おおなむちのみこと) 、連なる女峰山は母・田... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
新しい年が始まりました。
新しい年の朗読は、ここからスタートしました。日本武尊像と草薙の剣を奉納する白鷺神社。神社の名前が美しい響きです。日本武尊は、没した後、その魂が白い鳥となって日本各地を飛来したと古事記で伝えられています。そして、日照り続きで作物が育たず貧... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
オープンテラスで「朗読の世界」
この日の朗読は、外のオープンテラスで行いました。ニューヨークの大学院で映画を勉強するために留学していたビデオクリエーターの方、盆栽アートディレクターの方など、クリエイティブな分野で活躍される方が訪れ、古事記の中から、作品「日本武尊... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
原作・脚本・朗読 一石三鳥〜❗
オリジナル朗読脚本「古事記物語白い鳥」と「ミツバチに恋したサラリーマン」を録音しました!「古事記物語白い鳥」は低音域で滑舌テクを駆使。「ミツバチに恋したサラリーマン」は取材して書いたドキュメンタリー朗読なので、主人公のひととなりが...
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