日本文学– category –
-
朗読講座
湯河原タイムトリップ〜冬の巻
12月3日4日、"湯河原湯たんぽ”イベントに合わせて行った4回の朗読ライブ「湯河原タイムトリップ」。多くの方にお越しいただいて盛況のうちに終わりました。今回、湯河原にゆかりのある文豪、芥川龍之介と夏目漱石のそれぞれ2作品を朗読。新聞を読んで知っ... -
朗読講座
湯河原タイムトリップ〜日本文学の世界へ
「湯河原タイムトリップ〜日本文学の世界へ」。湯河原にゆかりの文豪たちの作品、今回は芥川龍之介と夏目漱石を朗読します。〜12月の朗読 『芥川龍之介』と「夏目漱石』〜12月3日(土) 芥川龍之介芥川は心身の衰えを癒やすために、1923年に湯河原へ湯治... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
夏目漱石は落語好き
「親譲りの無鉄砲で、小どもの頃から損ばかりしている」。かの有名な一節で始まる「坊ちゃん」。今回は第2回。いよいよ坊ちゃん、清さんと別れて松山に赴任するところから。「おれ」がず〜っと「おれ」の目で「おれ」の心情が表れる事象を聞かせてくれる。... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
藤村は、童話を書いていた
島崎藤村が童話を書いていたなんて、意外に思う人も多いでしょう。藤村は子どもたちのために、数冊の童話を残しています。そのうちの「ふるさと」は、藤村のふるさと信州木曽で過ごした子ども時代の藤村の、目でみたもの、体験したこと、感じたことを、子... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
「坊ちゃん」になって四谷を歩く
/新宿通りから津の守坂をくだっていく。 曙橋のスタジオ。ここはどの駅からもちょっと歩く。JR四谷駅からも丸ノ内線四谷三丁目駅からも、都営新宿線曙橋駅からも、歩く歩く。暑い日だと、日傘をさしても、帽子をかぶっても、汗が額から吹き出して、「あづ... -
著者からたくされた朗読
8月は竹林のステージ宵闇で3つの朗読も!
/Dramatic Readings 沼尾ひろ子の朗読の世界 8月 朗読日程 8/20228月6日(土)11時「坊ちゃん」第1回 作 夏目漱石 親譲りの無鉄砲。一本気な江戸っ子坊ちゃんが四国松山の中学校の先生に!時代を超えて愛され続ける漱石の... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
岩手弁難解な「風の又三郎」全編朗読
/宮沢賢治の「風の又三郎」。賢治の時代の子どもたちの岩手弁がこの作品の魅力でもあるのですが、朗読は難しいです。岩手弁の恩師から方言指導を受け全編朗読した沼尾ひろ子の朗読の世界「風の又三郎」をYouTubeでお聴きいただけます。今日は、春の嵐が予... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
芭蕉の訪れた雲巌寺
元禄二年4月5日、芭蕉は旧知の仏頂和尚の山居であった黒羽の山深くにある雲巌寺を訪れました。私が訪れた時、バイカーたちが春のツーリングの目的地にここを選んで団欒してました。楽しそう。静かな佇まいの中のにぎやかさ。木啄も 庵は破らず 夏木立木啄... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
時を経て問いかけるもの
「高瀬舟」と並んで「権威」に一石を投じたのがこの「最後の一句」です。社会的に非力な「罪人」「子ども」の心が社会の歯車となっている常識人の心を揺さぶる。社会的な問題の問いかけを鴎外の映像美ともいえる文体が時を経てなお静かに私達の心に響く。... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
世界をひとつにする雪渡り
雪渡りができる日。お月さまが青白くひかる真冬の夜、降り積もった雪がカチンコチンに凍り、一面氷の雪原になります。小川が流れていたり作物が植わっていていつもは歩けない野原や畑。歩いてどこまでも行けるのです。キックキックトントンとスキップした...