朗読ツアー– category –
-
沼尾ひろ子の朗読 の世界
勝道上人に会いに来た
7歳のとき、夢に神さまが現れて告げた。「大きくなったら日光山を開きなさい」。761年天平宝字5年、28歳で僧侶となった勝道上人は、5年後の766年、大谷川の激流を渡り礼拝石に座り、それから毎朝二荒山(男体山)を拝した。ある日、いつものように霊峰を拝... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
山のかみさまのものがたり
むしょうに日光に行きたくなる時がある。いつも遠くで仰ぎ見ていた男体山の麓に行って、山の息吹に包み込まれたくなる。古より、神の鎮まり給う御山として尊崇されてきた男体山。名の由来どおり父・大己貴命(おおなむちのみこと) 、連なる女峰山は母・田...
1