沼尾 ひろ子 - Author -
沼尾 ひろ子
ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー
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沼尾ひろ子の朗読 の世界
おとなになったあなたとこどものための朗読会「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」
14匹のシリーズ、こどもの頃読んでいたり、こどもに読んで聴かせたりした方、多いのではないでしょうか。私もだいすきな絵本です。ねずみたちの毎日、こんなところで繰り広げられているのね、と訪れた方を静かな興奮に誘ういわむらかずお絵本の丘。林の中... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
益子の哲学の庭で朗読の静かなひととき
秋の哲学の庭。何度来ても落ち着く。益子の丘にひっそりと、力強くその存在感を示す彫刻群。キリスト、老子、アブラハム、エクナトン、釈迦を円形の台座に配し、世界を象徴する真ん中の球を見つめ、その外に、達磨、ガンジー、聖フランシス、聖徳太子、ハ... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
10月23日ハンガリー革命の日に「ワグナー・ナンドール物語」朗読
10月23日。ハンガリー革命の日。この日に、「ワグナー・ナンドール物語」を朗読したことの意味をかみしめている。今から66年前の1956年、度重なる戦争でソ連の衛星国となり、ハンガリー共産党政権の弾圧に反対する民衆が蜂起した。しかし、結果的にソ連軍... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
いわむらかずおえほんの丘の午後
「14匹のシリーズ」で育った子どもたちも多いはず。いわむらかずお先生は、自然の中に息づくものたちにやさしい目をむけ、その動物たちの目で人間を見てる。おたがいさまだったり、分け合ったり、理解しようとしたり・・・。ちょっとだけ、いただいて、感... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
賢治が書く文章は、風が見える
さわやかな9月1日の朝。「青空で風がどうと鳴り、日光は運動場いっぱいでした。教室の中にあの赤毛のおかしな子がすまして、しゃんとすわっているのが目につきました」賢治が書く文章は、風が見える。自然が描写されるのではなく、生きている。子どもは自... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
生誕100年記念「ワグナー・ナンドール物語」朗読
世界的に著名な彫刻家であり哲学者のワグナー・ナンドール。ハンガリー出身で1969年日本に来日。栃木県益子にアトリエを作り、妻のちよさんとともに、残りの生涯を日本人として生き数々の作品を世に残した。生誕100年となる今年、母国ハンガリーでは盛大な... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
夏目漱石は落語好き
「親譲りの無鉄砲で、小どもの頃から損ばかりしている」。かの有名な一節で始まる「坊ちゃん」。今回は第2回。いよいよ坊ちゃん、清さんと別れて松山に赴任するところから。「おれ」がず〜っと「おれ」の目で「おれ」の心情が表れる事象を聞かせてくれる。... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
ハードな100文録音〜失語症のある人のために
今回で3回目。一字一句の正確な発音と間。およそ100文の録音。なかなかハードな仕事です。でも、この笑顔なのは、とても意義のある仕事だから。失語症のある人が何に困り、何を目的にしたいか、もちろん、ひとそれぞれなのですが、仕事をする。収入を得る... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
曹操覚醒
あの曹操が、心の中で繰り返す。「訓えられた。訓えられた」「戦にも負けてみるがいい。敗れて初めて覚り得るものがある」と。乱世の奸雄から、天下の一雄になってみせる、と呟く。曹操覚醒の段が、「生死一川」の最大の見せ場。そして、持つべき人のとこ... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
優秀なストーリーテラーはちすずめ
8月に賢治を朗読するとしたら・・・。トマト!実はタイトルから選んだのでした。夏のお話はあまりないのです。うちのトマトはまもまく収穫時期が終わりなのですが、夏の終わりに、と思って。とても不思議なお話です。ストーリーテラーが二重に折り重なって...