原宿ペニーレーンで10回目となる朗読ライブ、今回は「悲劇の皇子ヤマトタケルノミコトものがたり」。私のオリジナル作品です。朗読をはじめてから古事記に正面から向き合うことにし、それから古事記のおもしろさに目ざめ、なかでも勇者ヤマトタケルの真実の顔に触れた時、朗読の世界で表現してみたいと強く思い一番最初に書き上げました。それから神代にもどり国生み神生みと次々に古事記に基づき朗読作品を書き上げました。神代の物語だけで6作品となりました。
ヤマトタケルノミコトがおとうさんから国の平定に命じられたのはまだ彼が少年の面影を残していた頃と思われます。おとうさんの景行天皇は次男坊の才気に恐れをなしたのかもしれません。彼の知、力、純粋さが父の愛を遠ざけてしまったのだとしたらこれほどの悲劇があるでしょうか。
私の朗読の世界で描いてみました。
次回は11月27日宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」です。お楽しみに。
/
コメント