「『12月(つき)』と『森は生きている』 どちらの名前もすき」 朗読を聴き終わった後、そうおっしゃる方がいて 私は、じわんとする。 こんな言葉が私はうれしい。 どのシーンが映し出されたのか 同じ場所、同じ時を過ごしているのに ちがうんです。 ちがっていいんです。 だから、受け取るそれを言葉にするとき いろいろがある。色々 いろんな色。 氷点下何十度にもなるロシアの森。 1月から12月までの月の精たちが、 1年のおわりの夜、森にあつまって焚き火をする。 12月の精の最後の仕事は、 吹雪で壁をこさえること。 吹雪のカーテンで閉ざされた森で、 大きな大きな焚き火をする。 女王は自分にいちばん力があると思う。 なんでもできると思う。 季節の順番も変えられる? 12月から1月へ、1月から2月へと杖を渡していくと 季節は巡る。 森は生きている。
#お気に入りの本 #My_favorite_book #朗読家沼尾ひろ子 #声と語りの芸術 #Narrative_artist #Narrative_art #Dramatic_Readings #Dramatic_Readings_HirokoNumao #朗読 #世界の名作 #recitation #narration #book #沼尾ひろ子の朗読の世界 #朗読教室 #ドラマティックリーディング沼尾ひろ子 #poem #朗読ポエム #童話 #本 #読書 #朗読の天使 #Reading_angel YouTube朗読チャンネル https://youtube.com/channel/UC_TvPdZQpAtIHZlBOgkHXnA
コメント