沼尾 ひろ子 - Author -
ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー
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失語症のある方のことばと声のトレーニング
ジャンケンで「1質問×1答え」ゲーム
舌の準備運動を2つ行いました。1つは舌先で口蓋を嘗める運動。もう一つは舌を上下に叩くように動かす運動です。短い言葉を繰り返すのですが、徐々にスピードを上げていくと負荷がかかり運動量が増します。運動をするというより、ある言葉を繰り返すだけ... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
年始めのボイトレは「カルタ」
2017年最初の言語ボイストレーニング教室は、毎年恒例のカルタを行いました。新規受講者も含めて10名でのカルタは読み手を順番に交代で行い、あとは枚数を競います。裏返しになっているカードを一枚一枚いきなり引いて読む作業はまさに即読で、文字を認識... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
感動の朗読会
なんとなく緊張した面持ちで教室に入ってきたみなさん。席に着いても台本に目を落として静かなのです。今日は練習してきた「フランダースの犬」の朗読を発表する日なのでした。まちがっても、とちっても、すぐに言葉が出なくてもいいんです。みんなで楽し... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
朗読とおし練習
いよいよ来週に迫った朗読会。いよいよと言っても前回初めて練習を開始して、3週間ぶりの今日です。今課題となっている電話応対は今日は省きましょうか?と尋ねると、「はい」というひとと、電話応対もやりたいひとに分かれました。やりたいひとを優先にす... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
朗読劇の練習開始!
朗読劇の練習を本格的に開始しました。題材はウィーダ原作の「フランダースの犬」を脚色して、15ページの群読に構成したのです。今日は、全員で音読をしました。音読に関しては得意なひと、苦手な人と別れます。どちらにしても、黙読ではなく音読、いえ即... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
ビジネスシーンでの電話コミュニケーション
前回に引き続いて、電話応対集中講義です。講義といっても、実践で即役立つ練習です。まず、電話を取るとき緊張するその必要以上のドキドキを軽減することが第一の関門。受話器をとった時、考えずにスムーズに第一声を出すためには、残韻させることが重要... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
電話を克服するには
電話の応対は本当に難しいですね。耳から入ってくる音だけの情報ですから、全神経を集中させなければなりません。音の配列を文字と照合して、さらに、意味に変換という作業を瞬時に行うのですから高度な情報処理です。さらに、今度は、相手に返事をしなけ... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
みなさんの言葉は宝もの
失語症のひとが「もう一度仕事をしたい」と言った時、2つの意味があります。ひとつは「仕事に戻りたい」。これは復職ですね。もうひとつは、「仕事に就きたい」。これは就職です。今日、フリートークで近況報告をしてもらった時、焦っているんですと話し... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
失語症のひとが失語症をどうやって周囲のひとに説明するか
台風の中、6名の方が参加。言語生活サポートセンターは荻窪駅から近いのですが、それでも吹きつける雨に濡れてしまうほど、今日は大変だったでしょうとみなさんに尋ねると「電車の中の傘が困りました」という声。片麻痺の方がつり革につかまるともう一方で... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
会話を育てることと会話が迷子になってしまうこと
職場に復帰して4日目のFさんがその様子を話してくれました。朝5時半に起きてバスと電車を乗り継いで会社に向かい、8時に到着。夕方5時15分までが就業時間。罹患前に所属していた部署に戻ることができ現在はからだを徐々にならしているところ。帰宅すると9...

