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著者からたくされた朗読
沼尾ひろ子の朗読の世界「ジュラ紀終焉」
著者を前に朗読することほど、緊張することはない。と言いたいところだけれど、このような機会が生まれたことに大興奮する私がいた。小宮さんとまったく別のタイミングでお会いして、その時、たまたま話の流れから恐竜の話題になった。私もマニアというほ... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
「母をたずねて」が大人にも愛される理由
朗読を聴いて涙を流す方はとても多いです。すっきりした顔をされて帰られるので、涙の力ってすごいなと思います。私は、朗読しながら泣いてしまうことがあります。作中人物の泣きたい気持ちと同化している時です。「母をたずねて」は私の作った朗読作品の... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
私の使命 ワグナー・ナンドールの思いを伝えていく
誕生日に友人から一冊の本をプレゼントされた。友人は私に言った。「ひろ子さんに、朗読してほしいの」と。その声は、私の心の深い部分にしみ込んで、たしかに受けとったことを私自身が知った。へんな言い方だけれど、どこか客観的に私を見ている私が、ひ... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
「音」のもつ力、「無音」の力
言語ボイストレーニングにはさまざまな方が、さまざまな目的をもってレッスンを受けにきます。マンツーマンで教えています。みなさん、悩みも目的もちがうので、おひとりおひとりの悩みを解消し自信をもって笑顔になってもらいたいと思っています。教えて... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
日刊ゲンダイに掲載
日刊ゲンダイには、「愉快な"病人”たち」というユニークなタイトルの特集がある。大変人気だそうで、長期特集となっているそう。けれど、このタイトルのせいで、取材に応じてくれない方も多いそうで、私がインタビューOKの返事をしたとき、とても喜んでく... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
どんな世界の夜空にもマジェルは照り輝く
「からすの北斗七星」は、音で映像化する以前に言葉の音韻が意味と上手くマッチングしない難しさがあります。ぎゆうかんたい=義勇艦隊、かはく=仮泊、ほうかん=砲艦、いって=嫁って、このような言葉は音で聞いてだけでは文字が浮かびませんよね。です... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
「おかあさんとおとうさんの絵日記」がYouTubeに!
うれしいです!これで全国のみなさんに観てもらえますね!TXN ザ・ドキュメンタリー大賞候補作品「おかあさんとおとうさんの絵日記」がYouTubeで観ることができるようになりました!迷子になったことばを捜し出すのにとても時間がかかり、そのうち何を捜し... -
日々あれこれ
もつこと、もたざること
もつこと。もたざること。持ち物に名前をつける。境をつける。庭。国境。自分のものと自分のものでないもの。自分のものに権利を主張する。地球はだれのもの?月の光はだれのもの?おれのもの?ある日突然、気に食わないからおれのものにする。おれのもの... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
私が世界の物語を朗読する理由
ウクライナは民話の宝庫。日本ととても似ています。お話の内容は似ているものもあれば「へ〜、こんなめでたしめでたし!?」とびっくりするものも。ウクライナだけではありません。デンマークのアンデルセン、ドイツではグリム兄弟が民話を編纂、中国にも... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
2万人が視聴するWeChatライブで生中継
中国で2万人が視聴するというWeChat動画サイトで、私の活動が生中継されました。しかも!4時間ぶっつづけの生配信!びっくりしました。さすが!勢い!スピード感!パワー!車からおりたとたん、いきなりリポートとしながらスマホカメラがまわってる!一...