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朗読 Dramatic Readingsなぜタイトルが「雪の女王」なのか
こどもの頃、そして今も胸に不思議なわくわくの灯がゆらめくお話「雪の女王」。ラップランドとトナカイとカイとゲルダ。このカタカナが私のだいすきな雪の世界を形成している。なぜ、タイトルは「雪の女王」なのだろう。こどもをソリに乗せて氷に閉ざされ... -
朗読講座湯河原タイムトリップ〜日本文学の世界へ
「湯河原タイムトリップ〜日本文学の世界へ」。湯河原にゆかりの文豪たちの作品、今回は芥川龍之介と夏目漱石を朗読します。〜12月の朗読 『芥川龍之介』と「夏目漱石』〜12月3日(土) 芥川龍之介芥川は心身の衰えを癒やすために、1923年に湯河原へ湯治... -
朗読 Dramatic Readingsおとなになったあなたとこどものための朗読会「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」
14匹のシリーズ、こどもの頃読んでいたり、こどもに読んで聴かせたりした方、多いのではないでしょうか。私もだいすきな絵本です。ねずみたちの毎日、こんなところで繰り広げられているのね、と訪れた方を静かな興奮に誘ういわむらかずお絵本の丘。林の中... -
朗読 Dramatic Readings益子の哲学の庭で朗読の静かなひととき
秋の哲学の庭。何度来ても落ち着く。益子の丘にひっそりと、力強くその存在感を示す彫刻群。キリスト、老子、アブラハム、エクナトン、釈迦を円形の台座に配し、世界を象徴する真ん中の球を見つめ、その外に、達磨、ガンジー、聖フランシス、聖徳太子、ハ... -
朗読 Dramatic Readings10月23日ハンガリー革命の日に「ワグナー・ナンドール物語」朗読
10月23日。ハンガリー革命の日。この日に、「ワグナー・ナンドール物語」を朗読したことの意味をかみしめている。今から66年前の1956年、度重なる戦争でソ連の衛星国となり、ハンガリー共産党政権の弾圧に反対する民衆が蜂起した。しかし、結果的にソ連軍... -
朗読 Dramatic Readingsいわむらかずおえほんの丘の午後
「14匹のシリーズ」で育った子どもたちも多いはず。いわむらかずお先生は、自然の中に息づくものたちにやさしい目をむけ、その動物たちの目で人間を見てる。おたがいさまだったり、分け合ったり、理解しようとしたり・・・。ちょっとだけ、いただいて、感... -
朗読 Dramatic Readings賢治が書く文章は、風が見える
さわやかな9月1日の朝。「青空で風がどうと鳴り、日光は運動場いっぱいでした。教室の中にあの赤毛のおかしな子がすまして、しゃんとすわっているのが目につきました」賢治が書く文章は、風が見える。自然が描写されるのではなく、生きている。子どもは自... -
朗読 Dramatic Readings生誕100年記念「ワグナー・ナンドール物語」朗読
世界的に著名な彫刻家であり哲学者のワグナー・ナンドール。ハンガリー出身で1969年日本に来日。栃木県益子にアトリエを作り、妻のちよさんとともに、残りの生涯を日本人として生き数々の作品を世に残した。生誕100年となる今年、母国ハンガリーでは盛大な... -
朗読 Dramatic Readings夏目漱石は落語好き
「親譲りの無鉄砲で、小どもの頃から損ばかりしている」。かの有名な一節で始まる「坊ちゃん」。今回は第2回。いよいよ坊ちゃん、清さんと別れて松山に赴任するところから。「おれ」がず〜っと「おれ」の目で「おれ」の心情が表れる事象を聞かせてくれる。... -
失語症のある方の言語ボイストレーニングハードな100文録音〜失語症のある人のために
今回で3回目。一字一句の正確な発音と間。およそ100文の録音。なかなかハードな仕事です。でも、この笑顔なのは、とても意義のある仕事だから。失語症のある人が何に困り、何を目的にしたいか、もちろん、ひとそれぞれなのですが、仕事をする。収入を得る...