-
沼尾ひろ子の朗読 の世界
諸葛孔明先生、登場!
三国志 第五巻 孔明の巻が終わった。諸葛孔明がいつ登場するのかとわくわくしながら朗読していたら、なんとほぼほぼ最後の頃に、徐庶とのあの別れがたい胸にせまるシーンの最後の最後の最後に、徐庶がもう一度戻ってきて劉くんに告げるのだ。諸葛孔明を訪... -
脳梗塞患者と失語症者の自立支援
日本脳卒中協会創立25周年記念座談会が公開されました
創立25周年を迎えた日本脳卒中協会。1997年3月に誕生してから、脳卒中に関する正しい知識の普及や社会啓発による予防の推進、脳卒中患者の自立と社会参加の促進等、保健と福祉の向上のためにさまざまな活動を行ってきた。創立25周年の記念の座談会の総合... -
朗読公演
朗読「ワグナー・ナンドール物語」ーリストハンガリー文化センターにて
『10 月 23 日。ハンガリー革命の日。今から 66 年前の 1956 年、 度重なる戦争でソ連の衛星国となり、 ハンガリー共産党政権の弾圧に反対する民衆が蜂起した。しかし、この革命により、多くの市民が犠牲となった。 こ... -
朗読公演
リスト・ハンガリー文化センターのインスタに、ドラマティックリーディング「ワグナー・ナンドール物語」アップ
「ワグナー・ナンドール物語」朗読公演が、リスト・ハンガリー文化センターで開催されることが決まりました。とても、とてもうれしい!下村徹先生のご著書「ドナウの叫び」(幻冬舎)に出会ってから、朗読でワグナー・ナンドールを世界中の人に知ってもらい... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
枕草子を読めば読むほど胸がいっぱいに
春はあけぼの はるはあけぼの。はるはあ しあわせなよろこびに満ちた陽の音ではじまり、けぼの しずかにゆうがにとじていく音ようよう じょじょにしろくなりゆく じょじょにひらきやまぎわ ふくんだやわらかい陽の音にすこしあかりて ちいさな... -
失語症のある方のことばと声のトレーニング
言葉をいっしょにさがすことも、なにげない雑談も、その会話がなによりのレッスン
数か月ぶりにお顔を見て、声を聞くことができてうれしかった。冬の間さまざまたいへんなことがあって、しばらくオンラインレッスンができないと連絡をいただいて、私はそっと見守ることしかできなかった。ひとつひとつのできごとを言葉を繰り出し伝えてく... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
桜に心がさわぐ
桜に心が騒ぐー 私たちの心に受け継がれている桜への思い。万葉の時代から歌に詠まれ、王朝文化で花開き、無常観、そして日本文学へ。春霞たなびく山の桜花うつろはむとや色かはりゆく「古今集」より桜は花びらおほきに葉の色こきが枝ほそくて咲きたる「枕... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
現国と神話の世界を結ぶ「音」
古事記は読み深めれば読み深めるほど、自分自身の深淵に入っていくような気がする。とりまく世界をこれほどシンプルに表現し、それはもはや哲学のようにも感じる。今回、「音」に注目する。もともと、声を音の一種ととらえ、「音」が伝えるもの、その「音... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
「物語絵 嫁入本『源氏物語』」に足を運ぶ
國學院大學博物館「『源氏物語 東屋』で、浮舟が絵を見ながら侍女の語る物語を聞き、『絵合』には『物語絵』という言葉が見えます」國學院大學図書館所蔵 源氏物語嫁入本より物語を語る。私は朗読を言霊のアートととらえている。まさに。「物語絵 嫁入本『... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
「古事記ー神代の物語」〜日本人の自然感・死生観〜
「朗読で学ぶ」ことが、鎌倉アートギャラリー一凜のおとなの学び舎で実現することになった。主宰する稲垣麻由美さんは、文筆家で編集者、さらに、森羅万象に八百万の神が宿る日本の美を「本」という形に集結させるJapan Craft Book プロジェクトの発...