多くのハウツー本が、第一印象の重要性を説いています。もちろん、そのとおりで
す。生放送でも、マイクを向けた相手はインタビュアーに対する瞬時の印象で、この
人と話してもいい、あまり話したくないと判断します。
そう考えると、みなさん「第一印象で自分を好きになってもらいたい。どうしたら
それができるだろう」と思いますよね。
「自分をよく印象づけたい」
「自分を好きになってもらいたい」
「いいところをわかってもらいたい」
でも、まずはこの発想をやめてください。きれいさっぱり忘れてください。では、
いったいどうすればいいのでしょうか。
さあ、意識の改革です。
意識改革その1 相手を変えるのではなく、自分が変わる
あなたの意識を次のように変えてください。
「自分のいいところをわかってもらいたい」
「相手によく思われたい」「好かれたい」
↓
「相手を変える」=「わかってもらう」のではなく、「自分を変える」
なぜ、そんなことを言うのだと思いますか?
みなさんに遠回りをしてほしくないからです。よりスピーディに、簡単に会話力・
コミュニケーション力を身につけていただきたいからです。
人の心を変えるのは並大抵のことではありません。だったら、まず自分が相手に好
かれる自分になればいいのです。
そこでみなさんに質問です。
もし自分だったら、どんな人に好印象をもちますか? どんな人の話をもっと聞き
たいなと思いますか? 思いつくものを10ずつ書いてみてください。
◉あなたは、どんな人に好印象をもちますか?
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
◉あなたは、どんな人の話をもっと聞きたいなと思いますか?
1
2
3
4
5
6
7
9
10
あなたが話してみたい人物像が、あなたのなりたい理想像であり、最も具体的な目
標です。
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