舌の位置がわかった!発音が早く改善したその理由とは

以前と同じような話し方がしたい、そうおっしゃる方は大勢いらっしゃいます。①はっきりと話したい②思ったことをすぐに言葉にしたい③伝えたい言葉をすぐに思い出したい。大きくはこの3つになるかと思います。まどろっこしくてイライラしてしまう気持ちがよくわかります。②、③については、また別の機会にお話することにします。今回は①のはっきり話したいについて、その中でも舌の動きについてお話しします。発音には口唇の形、動き、それを可能にする筋肉の動き、そして、舌の動き、位置が重要な役割を担います。話す時の口の中は通常見えません。そのため今までみなさんに舌の動きや位置を説明することがとても難しかったのです。絵に描いてみましたが、恥ずかしいぐらいに下手で絵の解明に時間を費やす結果になっていました。そこで投入したのが、正しい歯磨きを教えるための模型です。取り寄せてみると、手の平サイズを想像していたのですが、子どもの顔ぐらいの大きさ!持ち運びは少したいへんですが、大きいのでわかりやすくとてもよかったと思いました。これで口蓋のどの位置かを的確に伝えることができるようになりました。残念ながらこの模型、舌は自在には動かないので舌の動きを視覚で理解してもらうことができないのですが、イメージとして補助的に伝えることは可能です。この模型のおかげで格段に発音の改善が早くなりました。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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