あいさつをシーンによって使い分けることが発声練習によい理由とは

同じあいさつでも、プライベートで使うあいさつと公の場で使うあいさつは声のトーンが違います。また、シチュエーションによっても違います。親しい友人どおしで交わす「おはようございま〜す!」と、目上のひとに「おはようございます」と言うのでは少し違うことはおわかりいただけると思います。そこで今日は、代表的な5つのあいさつを例に、練習しました。まずはそれぞれ一音ずつ口唇の形を確認します。次に、シチュエーションを指示しイメージしながらあいさつしていきます。まず驚いたのはみなさんの声量です。呼吸の「ふっふっふー運動」を続けて、腹式呼吸ができるようになりました。そのため、発声の土台がしっかりしてきたのですね。また、細かくシチュエーションを与えることによってイメージをつかめ声の柔らかさやトーンを分けて発声できるようになりました。声量の調整はとても難しいのですが、それも上達しています。みなさん自身、自信をもって発声できることにうれしそうでした。なにより、私自身の自信にもなりました。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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