声量がなくてもはっきり伝わる発声法

大きな声を出さなくても、はっきり聞き取れる発声法を練習しました。無声声門摩擦音、無声硬口蓋摩擦音、無声両唇摩擦音をリズムで発声した後、シチュエーションで会話の中に組み込みます。日常生活の中のシーンは声量のイメージがしやすく、特に、小さい声で話すシーンは自ずと調節できます。声量がなくてもはっきり伝わる発声、それには、ずっと続けている呼吸練習が大きな鍵を握っています。失語症になってから声量が落ちてしまった方、声域が狭まってしまった方、その両方に今回の練習は適しています。無理して大きな声を出そうとすると声帯を痛めかねません。まずは、しっかり発声のベースを作る事。それから無声音で声量を増やす。口唇の形、舌の位置は鏡でしっかり視認。何度も繰り返していきましょう。

フリートークは「ポテトチップ危機」のニュースを題材に意見を述べ合いました。食料自給率にまで話がはずみ、思ったこと感じたことを言葉にして伝えると共に、さまざまな考えを聞くことも同時に行えました。

次回は4月25日です。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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