稀勢の里優勝を語る!

今週日本中を涌かせた話題といえば大相撲。今日はまず、横綱稀勢の里の優勝について意見を述べてもらいました。最初に行ったのは知っている情報の共有。日馬富士との取り組みで肩を負傷したこと、翌、怪我を押して鶴竜と対戦し2連敗。そこから照ノ富士と本割りで勝って優勝決定戦。2連勝して優勝。全員ですりあわせました。それから、各々自分の感じたことを話しました。さまざまな感想があって、「へえ、いろいろな考えがあるんですね!」と他のひとの意見を聞くことも発見と驚きがあったようです。また、自分の考えを周囲のひとにわかるように説明することも思考の構築と思考と言語のマッチングという複雑な作業です。最後にニュース原稿を音読。正確な情報をしっかり文字と音で確認しました。難易度の高い訓練ですが、充実感もあったようでした。

そして、電話応対。今日は実際に電話をかけて行いました。内容は、「いつもお世話になっております」「ありがとうございます」「誠に申し訳ありません」「よろしくお願いします」の定例フレーズを用いて、不在を伝え、電話番号を復唱すること。定例フレーズは残韻の方法で繰り返し、特に、「いつもお世話になっております」が口からスムーズに出るようになることを目標にしました。実際に話してみた方が、なんとか伝えようとする気持ちが作動して会話になりよい練習になっているように思いました。まだまだという思いもあるようなのですが、何度も繰り返すことで自信につながっていくことでしょう。

今日は、鏡を見て歯が何本見えているか確認しながら「寿司」を言ってみました。目で確かめると一目瞭然。言語のボイストレーニングに鏡は強力な味方ですね!

次回は4月11日です。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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