さすせそ発音

希望の声が多かったサ行の滑舌にやっと本格的に取り組むことができました。発声前の舌のスタートポジションがとても大事で、まずはそこを覚えてもらいました。舌の置き場所が定まらない時、2音以上つながる単語の発声で余分な動きをしてしまい、音が流れてしまいます。また、左右に向いてしまう癖がある時も同様です。滑舌は余分な舌の動きを抑制することで改善される場合が多々あります。次に、実際に発声する時ですが、これは口唇の形や舌の動き、高さが関係してきます。一度に情報量が多いと混乱するので今日はスタートポジションと基本の舌の位置に絞り、ひとりひとりチェックしていきました。私の口の動きを視認して発声する方法はとてもよいのですが、ひとりで練習する場合は鏡に映る自分の口唇、舌の位置を確認しながら行うといいでしょう。今日は「さすせそ」、次回は「し」の舌の位置の確認を行います。本日の受講者は8名。これ以上増えるとマンツーマンチェックが難しくなるかもしれません。新規の受講者の申込を制限しなければならないかもしれませんね。その時はホームページでお知らせします。

次回は3月15日です。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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