世界の名作がおとなの私に語りかけるもの

子どもの頃読んで、心に残っている物語。それを今、朗読のために書きおこしている。子どもの頃は、その世界そのものに入り込んで、私は主人公になって疑似体験していたのだと思う。昔の日本だけじゃない。世界中にトリップできた。大人になって読み返してみると、なんて深いんだろう。「竹取物語」も「赤ずきんちゃん」も「母をたずねて」も「マッチ売りの少女も」「しあわせな王子」も「小公子」も「アンクルトムの小屋」も・・・。今朝、「雪の女王」の脚本が終わった。おもしろくて徹夜してしまった。深い。深すぎる。まだ悩んでいる箇所もある。朗読にどう取り入れようか・・・。そんな思考の時間も楽しい。取りかかりはじめたのは日本の神話。これがまた、おもしろくて、また眠れない日々が始まりそうだ。私達にはこんなにたくさんの「物語」という素晴らしい玉手箱がある。しあわせだなあと思う。これを朗読するために脚本に書いている毎日。私は今、わくわくがとまらないのだ。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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