新年はいろはカルタで脳の活性化

今年最初のボイストレーニングなので、今年の抱負を発表してもらいました。みなさんそれぞれ目標があり今年最後の会で達成できたか発表してもらうことにしました。

さて、今年このメンバーは就業もふまえたカリキュラムを組んでみることにしました。特に滑舌と数字に重点を置きます。今日は「あけましておめでとうございます」を分解して口の形、舌の位置の確認を行いました。舌の位置は外から見えにくく、また、本人も正しいのか正しくないのか判断しにくいため、伝授のしかたは私自身の宿題にしました。ろれつやあまい滑舌の多くは舌の位置に原因があることが多いように思います。

また、とっさに挨拶されてすぐに同じように挨拶できないと言う方もいましたが、それは相手のスピードに合わせる必要はまったくないことを理解してもらいました。始めの音に意識を集中することも大事です。

数字の音読は2チームに分かれて行いました。視覚理解と発声までのタイムラグに差があるためストレスのない練習方法が必要です。

感情表現と大声発声法の2つを同時に行うカリキュラムは大いに盛り上がりました。感情移入しやすい例文がよかったのでしょう。

さて、最後にいろはかるたを行いました。読み手はひとりひとり交代で行いました。本気で勝ちに行ってくださいと言うと、みなさん真剣な面持ち。音で聞いて文字のマッチングを行い視覚認識し運動する、この一連の動きはかなりの負荷で脳が指令を出します。またカードを手にした時の満足感もご褒美となり、これは1年に1度やるにはもったいないカリキュラムだと改めて思いました。

次回は1月19日です。

 

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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