さきほど市民公開講座に登壇するみなさん全員でのオンラインリハーサルがおわって、ほっとしたところです。
リハーサルだけでも、涙が出てしまうほど、感動しました。
みなさん、ここまで、体調と相談しながら準備を進めてきたんです。とても聴き応えのある内容!
昨年、講演の相談を受けて、私が提案したのは、「失語症のあるひとが主役になって、生の声を発するステージ」というものでした。いつも思っていました。経験したこと、感じたこと、これが真実なのだと。だから、私も、私が経験したことを話してきました。
でも、私だけじゃないんです。全国で50万もの失語症のあるひとたちがいます。
失語症が、そのひとや家族に何をもたらしたのか、そのことを知る機会はほとんどありませんでした。思いをことばにむすびつけることが困難なのですから、ある意味当然なのです。
でも、「困難」と「不可能」は違います。むずかしいけどできないわけじゃない。そのことばを発しようとする強いきもちと、聞こうとする強いきもち。この2つが結びつけば「困難」は「可能」になります。
教科書に書いてある文字たち。その文字たちを、現実の「ひと」の声を聞くと、もっと深く読み解くことができると思うのです。
生のディスカッション。やってみようじゃない!
プレゼンしちゃおうじゃない!
だいじょうぶ!
私がついてるからね!
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