日常生活の中で使う数字

記号でしかない数字をイメージと結びつけるトレーニングを行いました。日常生活の中で使われる数字は日本語は種類によって多くの単位を使い分けています。まずは思い浮かぶ単位をあげてもらいました。次に、その単位を使って文章を作ります。「私は28貫お寿司を食べました」「1週間に5冊の本を読みます」etc  数字をイメージでとらえ、字と音をマッチングさせる。そのようにしてたくさんの文章を作ってもらいました。日常生活のコミュニケーションで数字はフィルターのない共通認識で重要な鍵を握っています。私も数学は苦手でしたが、特に時間という「数字=尺」は生放送の現場ではなくてはならない要素で体感としても備わっていないと困難な現場です。行動の逆算も必要です。経験で今はなんなくこなしていますが、失語症のある方にとって数字の攻略が必要不可欠であることをよくわかっているので、イメージから音を結びつけるトレーニングをこれからも繰り返し行っていきます。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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