私の原動力

大学時代の女友達と久しぶりに電話で話した。
彼女はフランス人のような顔立ちとプロポーションで昔から男子にモテモテだったのだけれど、タカビーなところがまったくなく、裏表のないやさしい女性で私の大切な友達なのです。
今は栃木で児童虐待問題に携わっています。
「ひろ子ちゃん、ますますパワフルね。からだの方はだいじょうぶ?」
3年前私が脳梗塞に倒れ、失語症になってしまった時の状況をつぶさに知っている彼女は、いつもわたしのからだを気遣ってくれる。
当時、デイリーの生放送番組でナレーションを担当していた私は、突然言葉を失い、絶望の淵に立たされました。
生きる気力を無くしていた私を支えてくれたものは、家族と友人の愛に他なりません。
今の私の原動力は、その時の体験にあるのです。
ひとは、ただ息をしているだけでは「生きている」ことにならない。幸せを実感して初めて「生きている」と言えるのだと、あの時思いました。
悩みや苦しみを共有し合える場、脳梗塞患者と家族のネットワークを立ち上げたのも、自転車へのハードルを低くし女子にもっと自転車に親しんでほしいと、輪行の楽しみを本にしたのも、一生安心して使える石鹸を作ろうと思ったのも、言い訳をしない自分になるためのセルフプロデュース講座の開設も、原点は、ひとが幸せを実感できるお手伝いをしたい、その思いからなのです。
家族と友人へ感謝。すべてのひとのしあわせのために、わたしはこれからの人生、自分にできることをひとつひとつ行っていくだけ。
まずは早く、気管支炎治そう!

カテゴリー: 失語症のある方のための言語ボイストレーニング   パーマリンク

私の原動力 への3件のコメント

  1. 伊藤 ひろ子 より:

    初めてまして。
    私も沼尾さんと同じ名前でひろ子と申します。
    沼尾さんの事は吉田照さんのラジオの頃からのファンです。

    今、私は脳梗塞で入院中です。3月17日に50歳の誕生日を迎えたばかりの入院になってしまいました。
    私には2人の小学生の娘がいます。この2人が私の心の励みですが、でも、今心が折れそうで怖いんです。再発が怖い。これからちゃんと生活出来る?などとっても辛い。

    いつか、沼尾さんみたいに明るくなれるかな。
    私は幸い早期発見だったので、後遺症はたぶんないと思います。でも、心が弱い。
    強くなりたいです!

    • 沼尾 ひろ子 より:

      ひろ子さん、こんばんは。メッセージありがとうございます。今、どんなにか不安を抱えていることでしょう。これからのこと、わからないことだらけでどうしたらいいのか、どんなことをすればいいのか、考えても答えが見つからない。。。そんな毎日を送られていること、手に取るようにわかります。不安、心配、、、その気持ちをごまかさず、そんな自分をちゃんと認めているひろ子さんはとてもしっかりした方なのだと思います。強くなりたいなんて思わなくていいんですよ。心がおれそうになった時、2人の娘さんが心の励みとなっていること、そのことをいつも思い出してください。数えればきりがないくらいの不安かもしれませんが、ひろ子さんの支えになっている娘さんは宝ものです。ひろ子さんは宝ものをもっているんです。そして、毎日ひとつの小さな喜びを笑顔で受け止め、その笑顔をひとつづつ増やしていってください。きっと笑顔がつながっていきます。

  2. 伊藤 ひろ子 より:

    返信を頂けるなんて思いもしなかったです!
    本当にありがとうございます。
    そうですね!娘達の事を思いながら笑顔を心がけて日々頑張ります。

    明後日、退院が決まりました!
    自宅に帰っても沼尾さんのブログ楽しみにしています。そして、いつか沼尾さんに会いに行きたい!

    お身体に気を付けてお仕事頑張って下さいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です