仕事に対する具体的な目標を書く!

初受講生へのインタビュー、1質問1答えがとても明解になってきたことを実感しました。質問のしかた、答え方ともにセンテンスを短く、そして、まずは答えを言って、その後に補足する。英語の組み立てに似ていると思います。日本語は、最後まで聞かないとYESなのかNOなのかわかりませんが、英語は先にYES、NOがあって、Because。インタビューでも何を聞きたいのか理解し、「何を」の部分を伝えます。この訓練ができると会話の迷子が大幅に軽減されます。受講生のみなさんはまさに、迷子がなくなってきたのです。脳は学習する。経験値を上げることの重要性を改めて知らされました。

そして、今日は、仕事に対する具体的な目標を書いてもらいました。言語ボイストレーニングは発声、滑舌、会話、コミュニケーション、生きていく上で必要な言葉に関するトレーニング全般を行います。声が出るようになりたい、会話を上手にしたい、というテクニックの習得を目標にしてもよいのですが、みなさんはそれぞれ、培ってきた知識も仕事も、これからどうやって生きていきたいのかも違います。共通しているのは、「自立した生き方」といえるのではないでしょうか。「自立」とは自分の人生を自分で背負っていくこと。それには、「精神的自立」と「経済的自立」の2つがあって初めて成し遂げられるものです。そのために、仕事をしたいと思うのは当然のこと。では、どんな仕事をしたいのか、そのために必要なことは何なのか、自分自身に向かい合って欲しかったのと、そのために必要なことを、カリキュラムにしたかったのでした。みなさんの目標を実現するために、より優先的なトレーニングを組んでみたいと思います。

次回は9月26日です。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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