ぼくを探しに

好きな本を朗読することになりました。これを読みたいとAさんがバッグから取り出した本。「ぼくを探しに」。絵も言葉もとてもシンプルなのに、深いですね。読む人や、同じ人でもその時によって違った思いを抱くかもしれません。私は探し求め続けることが原動力になっている時と疲れちゃう時と、両方あります。今は・・・、なにを探しているんだっけ?そんなことをふと気づかせてくれた本を紹介してくれたAさんに感謝します。朗読に続いて、このように感想を述べ合いました。それに関連して、好きなことゲームをしました。なんでも頭に浮かんだ自分の好きなこと、好きな物を3秒以内に順番に言っていきます。ホワイトボードいっぱいに好きなことが並び、自然と顔がほころびました。今度は、その好きなこと、物について補足説明していきます。あまり長くなく短い言葉がホワイトボードに2つぐらい足されていきました。さらに、幸せいっぱいのボードに!それを見ながら、「そっか、オレ、こういうの好きだっただよな」と、今まで、できなくなってしまったことばかり口にしていたひとりがつぶやくのを聞いて、私は小さくガッツポーズしました。そうですよ、好きだったことに蓋をしちゃいけませんよ。新しい自分になって小さな好きなことから始めてみましょうよ。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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