「おんどくドクドク」で失語症のみなさんとひとつに

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失語、しつご、425、そこから4月25日が失語症の日となりました。

今年の失語症の日イベント、私の作詞した「おんどくドクドク」が応援キャンペーンソングとなり、

失語症の認知啓発に一役買えればとうれしいと思っていました。

もともと、私自身が生放送番組を担当している最中突然脳梗塞から失語症となり、

読む、聞く、書く、話すといった言葉をまったく扱えない、ゆえにコミュニケーションがとれなくなり、

仕事復帰は難しい状況に陥りました。

みじめで、つらい。でも、あきらめたくない。

私が取り組んだのが「音読」です。

「音読」は、文字を見る、意味を理解する、声に出す、その声を自分の耳で聴く。

脳をフル稼働させるまさに「全身運動」

「音読」が、私の脳に再び刺激を与えてくれたのです。

それをきっかけに、私が行ってきた音読トレーニングを体系化したのが「音読体操」です。

多くの方に知ってもらいたくて教えてきました。

失語症の方にとって、ことばの練習はとてもつらく厳しいものです。それは、あ〜こんなこともできない、と自分をみじめに感じてしまうからです。今までなんでもなく言えていた言葉がうまく出てこない、はっきりした発音にならない、

そんな現実は、長年積み上げてきたことが根底から崩れ落ちるような、自尊心が根こそぎもぎ取られる精神的なつらさを伴うものです。

これまで充分苦しみつらい思いをしてきたのだから、もっと笑顔で楽しく取り組めるようにしようと私が思いました。

私の考案した「音読体操」は、おもしくて笑っちゃう、いつのまにか、笑顔で声が出せる、それを一番大切にしました。

笑いながら、いつのまにか、滑舌の練習ができたり、表情豊かな発声ができるようになったら、そんな思いで作りました。

「おんどくドクドク」はその歌詞に盛り込まれています。

テツandトモさんが顔の表情豊かに歌ってくれています。

振付も上手にできなくったって、いいんです。

こんな感じ?と脳からの指令でイメージを動作にしていく。

あとは、楽しく。

今回、サイボウズの東京会場をキーステーションに、全国のみなさんとオンラインで一緒に笑顔で一緒に「ぴ〜ぱっぱ♪」と歌って踊って、「おんどくドクドク」でひとつになったように感じました。

私もとっても楽しかったです。

「音読体操」は認知症予防にも繋がります。

今日みなさんに楽しく歌ってもらったように、笑顔の輪が広がっていけばうれしいです。

少しづつ、焦らず、ゆっくりと。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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