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沼尾ひろ子の朗読 の世界
梅枝に香る薫香を朗読で表現する醍醐味
源氏物語の「梅枝」は、平安時代の優美で華やかな色彩豊かな光景がちりばめられた大好きな帖のひとつです。特に、紫式部の源氏物語を与謝野晶子がみごとに表現した薫物合の情景は、みごととしか言いようがありません。源氏の姫、明石の姫君の裳着のお祝い... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
梅香る 源氏物語「梅枝」で平安の時へ
源氏物語三十二帖「梅枝」源氏物語には、梅、桜、藤が多く登場します。今の季節は梅。その「梅」にちなんで、「梅」と名のつく2つの巻「梅が枝」と「紅梅」を朗読します。情熱の歌人与謝野晶子の訳で、源氏物語の艶な世界へ誘います。源氏物語 三十二帖「... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
フランダースの犬のラストシーン。ネロとパトラッシュは・・・?
南図書館主催の朗読講座がまもなくはじまります。ネロとパトラッシュの最後のページを閉じて、現実の世界へもどってきた私が視線をあげると、参加のみなさんがハンカチで目を押さえている光景が広がっていました。栃木県宇都宮市の南図書館が主催する朗読... -
朗読講座
湯河原タイムトリップ〜冬の巻
12月3日4日、"湯河原湯たんぽ”イベントに合わせて行った4回の朗読ライブ「湯河原タイムトリップ」。多くの方にお越しいただいて盛況のうちに終わりました。今回、湯河原にゆかりのある文豪、芥川龍之介と夏目漱石のそれぞれ2作品を朗読。新聞を読んで知っ... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
万葉の歌に詠まれる湯河原の情熱の恋
湯河原は、名だたる文豪たちが長く滞在して温泉に癒やされながら小説を書いたり足繁く訪れた、文学と深い関わりのある土地柄。熱海のような賑々しさがなく、それでいてうら寂しいわけでもない。ひととひととの距離感がほどよく、ひとりなのにひとりじゃな... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
清少納言の祀られる車折神社へ
路線バスに乗って車折神社へいずれの御時にか、女御更衣あまたさぶらひたまひけるなかに いとやむごとなき際にはあらぬがすぐれて時めきたまふ ありけり光源氏の母桐壺は、帝に溺愛されるあまり、あまたの女性たちの羨み妬みを一身に受け、命を落としま... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
いわむらかずおせんせいのやさしさに包まれた朗読会
いわむらかずお絵本の丘美術館おとなになったあなたとこどものための朗読会「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」。いよいよおとなになったあなたとこどものための朗読会「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」の日。おかげさまで、満員立ち見が出るほど。... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
いわむらかずおせんせいと14ひきと絵本の丘と
14ひきのひっこし いわむらかずお 14ひきのシリーズ 童心社こんなに自然がリアルでそれでいてかわいい表情のねずみたちのなにげない日常を描いた絵本。世界中で愛されて、今でもたからものにしているひとも多いのではないかしら。いわむらかずおせんせい... -
沼尾ひろ子の朗読 の世界
なぜタイトルが「雪の女王」なのか
こどもの頃、そして今も胸に不思議なわくわくの灯がゆらめくお話「雪の女王」。ラップランドとトナカイとカイとゲルダ。このカタカナが私のだいすきな雪の世界を形成している。なぜ、タイトルは「雪の女王」なのだろう。こどもをソリに乗せて氷に閉ざされ... -
朗読講座
湯河原タイムトリップ〜日本文学の世界へ
「湯河原タイムトリップ〜日本文学の世界へ」。湯河原にゆかりの文豪たちの作品、今回は芥川龍之介と夏目漱石を朗読します。〜12月の朗読 『芥川龍之介』と「夏目漱石』〜12月3日(土) 芥川龍之介芥川は心身の衰えを癒やすために、1923年に湯河原へ湯治...