ほんとうは何がしたいのですか?

「職業と健康」を題材にコミュニケーショントレーニングを行いました。どうしてこのテーマを選んだのかというと、失語症のある方にとって、就業と就職は新しい人生をスタートさせる大事な意味を持つからです。何をするのか、なんでもいいのか。簡単にいうとそういうことです。なんでもいいから仕事がしたいという方の考えをよくよく聞いてみると、なんでもいいというわけではないことがわかります。これはいやだ、これは無理だ、と理由をつけて、仕事には就けていません。では、なにがしたいのですか?と問うと、わからないという答え。そうですよね。そんなに簡単にわかるくらいなら悩みません。気持ちはあっても身体的にできないことは確実に壁となって存在する。その上で、なにがしたいのか自分の心に正面から向き合わなければ、最初の一歩は踏み出せません。自分ひとりで考えていてもグルグル答えのない渦の中にはまって出てこられません。コミュニケーションをとることで、蓋をしていた心の深い部分にたどり着くこともできます。ほんとうは〜したい。その「〜」が一番大切なのです。

 

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クリスマス朗読会に向けてトレーニングスタート


12月のクリスマス朗読会に向けて、朗読トレーニングが始まりました。今年は群読ではなく、それぞれの得意分野を生かし披露する読み物を各自決めていきました。英語と日本語の絵本や、つぶやくように語る詩、国劇の一幕など、なかなか面白い内容です。まだ先とはいえ、あっという間。少しづつ表現のレベルを上げていきたいと思います。当日はパーソナルトレーニング受講生も交えてのにぎやかな会になります。楽しみだな〜

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鏡を活用しよう!

火曜クラスがスタートしました。このクラスは、構音トレーニングを主に行っています。セミプライベートなので、気にしている箇所、悩みを聞くことに時間を割き、その方のためのカリキュラムを設計していきます。話がしたいと言っても、どういうふうに話せるようになりたいのか、どんな場でどんなひととと話をすることを想定しているのか、など、掘り下げて聞いていくと、目標がはっきりしてきます。また、日常生活の中で簡単にできるトレーニングも教えていきます。意識するだけでずいぶん変わってくると思います。その時、鏡が大活躍するので、口の形、舌の動きを確認してください。

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調子のいい時も、そうでない時も。

季節の変わり目に体調を崩す方は少なくありません。今年は非常に強い台風が多く発生し気圧の変化がさらに追い打ちをかけているように感じます。元気な時には上手にやり過ごすことができる不調が増幅して、気持ちも落ち込んでしまう。そんな時には、無理に明るくすることはありません。落ち込んでいる自分をダメだと思わず、背中を丸めて休んでください。いつも人一倍がんばっている自分に”休息”というご褒美をあげてほしいと思います。ゆっくり充電できたら、笑顔でまた会えます。いい時もそうでない時も、私は変わらず応援し続けます。

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アナウンサーになってニュースを伝える



いくつかの用意されたニュース原稿の中から関心のあるものを選び、まずは黙読。このトレーニングではこの黙読の時間をたっぷりとります。まずは内容をしっかり把握すること。次に、音読。伝えることに重きを置きます。音読の苦手なひとには、文字情報を発声に変換するタイムラグを縮小するテクニックを教えました。音への誘導法です。最後に、自分の視点でニュースを解説。この「視点」が内容の把握の確認になります。もっとも伝えたいこと、ニュースのポイントを捉えているかどうか。的確にポイントを捉えていることに驚きました。伝え方として、自分の言葉で締めくくることができるように、さらにアナウンサートレーニングを続けていくことにしました!

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