「元のような話し方に戻りますか?」という質問に、伝えた言葉は。


今日は教室でのトレーニングの後ご家族参加の情報交換会を30分間行いました。ご家族の「なんとかしてあげたい」「どうしたらいいのだろう」「これでまちがっていないのだろうか」「どこに聞けばいいのかわからなくて・・・」。不安をたくさん抱えていらっしゃることが痛いほどわかります。もちろん当人がたいへんな思いをしていることはまちがいないのですが、ご家族も同じように生活が一変してしまうのが脳卒中等による後遺症です。情報を得ることで本人とご家族、両方の不安を、抱え込まずに和らげることができると思います。本人には聞けないことも他の方には率直に聞くことができます。互いのことを労る気持ちが他人を交えることでとてもよく伝わることも、情報交換会を行うとわかります。家族に有り難いという気持ちと申し訳ないという気持ちの両方が当人の心に渦巻いているのです。そのことを言葉にして伝えること、伝わることも情報交換会を行ってよかったと思う理由のひとつです。それぞれひとりではなく、一緒に、前を向いて進んでいきましょう。私が今日最後に伝えたのは、「元のような話し方に戻りますか?」というご家族の質問に「新しい話し方を作りあげていくのですよ」という言葉です。

 

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ビジネスコミュニケーション「自分の職業を紹介する」①専門的な言葉を使わない紹介とは?

自分の職業を紹介することって実は意外と難しいものです。特に一般の方に馴染みのない専門職の場合はなおさらです。自分や周囲の仕事仲間の間ではあたりまえの仕事や言葉が専門的な言葉なのかどうかが判断しにくいのです。とても難しくて一度ちゃんと教えてほしいという要望があって、今日はまず思ったとおりの紹介をひとりづつやっていただきました。やはり、専門的な言葉で説明してしまう方がほとんどで、どう一般的な言葉に置き換えていくかが宿題となりました。ひとりづつ発表していただいた後質問タイムを設けて、聞いていたひとにわからなかったことを質問してもらいました。すると、懸命にわかってもらおうと説明する。つまり、その答えが置き換えるべき言葉なのですよ、と言うと、「なるほど〜!」と大きく頷いていました。次回は再来週。宿題の発表が楽しみです!

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失語症就労支援ブルーベリー農園での一日

一気に気温が上がりました。失語症就労支援のブルーベリー農園は、苗を譲ってくれる方のご協力もあって少しずつ広がっています。ありがたいです!!今日は根の乾燥を防ぐために刈った草でマルチングしてます。自然の力で美味しいブルーベリーができますように。みなさんが楽しく働けますように。それまではひとりでも楽しくてがんばります(^-^)v

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専門分野で活躍するひとこそパーソナルトレーニング

話し方にコンプレックスを持っている方は意外にもプロフェッショナルな活躍をされている方が多いのです。専門分野に秀でているということはそのことだけに費やす時間が多かったということ。気がつけばポジションはピラミッドの頂点になっている。そうなってくると望むと望まないとに関わらずひとの前に引っ張り出されること、ひとまえで話さなければならないシーンが増えてきます。どぎまぎしてはっきり話すことができない。なんだかおどおどしてしまう。自分の声が嫌い。もごもごして聞き取りにくいのではないだろうか。もっと堂々と自信をもって話せるようになりたい。かといって、今さら話し方教室に通うというのも気恥ずかしい。そういって、パーソナルトレーニングを希望する方がほとんどです。この選択はまちがっていません。むしろ正しいです。だから、私もパーソナルトレーニングしか行わないのです。なぜなら、プロフェッショナルな仕事、ポジション的に指示系統にある方に、決まった時間決まったカリキュラムで大勢とひとと一緒に行う話し方教室は時間的に物理的な時間の確保、効率という時間の無駄がまったく合っていないからです。目的が明確ですからそのためのカリキュラム、また、スケジュールも達成日時から組んでいきます。成功のイメージを実現していくためにはパーソナルトレーニングが最適なのです。

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けっしてあきらめなかった。その原動力となったものとは

普段当たり前のように使っている言葉は

わずか10ミリ前後の声帯の振動、

舌の動き、

空気の排出経路によって生み出され、

感情によってさまざまな表情がもたらされます。

口の形、舌の動きを確認しながら

一文字一文字づつ発声することによって、

声は美しい言葉となって紡ぎ出されます。

前を向いて生きるために。

けっしてあきらめなかった。

 

 

 

 

 

 

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