失語症のある方の避難

昨夜の滝のような雨。暴風。避難勧告はレベル5。畑の作物やビニールハウスが心配でしたが、前日にできる限りの対策を講じたのであとは自然の中に身を置くだけでした。夫と一緒だったので心強かったのですが、それでも夜中に気象警報が鳴り響く度に心臓をつかまれるような思いでした。このような暴風雨の中、しかも、夜中に移動するのは危険を伴います。予報をもとに事前に避難開始をしなければかえって危険だろうなあと思いました。地震などは予報なく突然起こります。このような時、失語症のある方や片麻痺のある方はどのように避難できるでしょうか。物理的なことは平常時にしっかりシュミレーションしておくことが大切に思います。だれと一緒か、1人の時。避難経路。避難所までの移動方法。移動時間。連絡の取り方。持ち物。それらをひとつひとつ丁寧にシュミレーションしたら、必ず実際に行ってみること。地震、台風、積雪、大雨・・・。どのような場合もたいへんな困難を伴います。あわてずに行動できるように、軌道修正しながら最も自分に合った避難のしかたを自分でカスタマイズすること。ひとりひとり状況が違うのですから基本のマニュアルから自分仕様に作り上げていくことが大事です。言語ボイストレーニング教室では、自分仕様のヘルプカードを作成しました。失語症のある方は状況を的確に伝えられないことを前提に、精神的に不安定な状況ですからなおのこと、これを見せれば避難所で適正な配慮を得られるように、いつも身につけていれば安心なように。寝たきりの方や移動が困難な方もいらっしゃいます。どのような方も、どのような場合も、身を守ることを第一に平常時にゆっくり考えてみてください。気候変動からでしょうか。このところの自然の驚異は想定外ではなく、想定内としてとらえるべきなのでしょう。

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呼吸体操にだれもが知ってるあれを使う?!


呼吸体操のひとつに鍵盤ハーモニカを使うカリキュラムがあります。今日は、ベースとなる音階を使って行いました。小学生の頃ピアノを習っていたそうで、ドレミファソラシドを1の指から5の指で弾くことができました。鍵盤ハーモニカは呼気で音を出すため、胸式による浅い呼吸では長く弾くことができません。吸ってはいての1回でどれだけ連続して弾けるか、また、はききることで吸気量も増えていきます。このトレーニングは楽しく続けられます。叶谷ベースは里山にあるので音を気にすることがありません。お家が音を出して大丈夫な環境でしたらぜひトライしてみてください。

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声のかすれがなくなっている!

パーソナルトレーニングを始めて4回目。いつも通り、ゆっくり歩いてセミナールームに入ってきました。「こんにちは」。笑顔のあいさつ。「こんにちは」。

おや?声がクリア!かすれてない。

「そうですか?自分もそう思います」うれしそうな声で返事が返ってきました。

今までストイックなまでに日々行ってきた自主トレをストップしたところから、言語ボイストレーニングはスタートしました。もともと声量は大きい方ではないところに、五十音の音読をまだ目覚めて間もない時間や移動中の車の中で行っていたようでした。声帯をいじめていたのです。そこで、私は声帯を痛めずに発声するトレーニングを開始しました。発声といっても、ほとんど声を出しません。呼吸体操の理論と目的、家で練習する方法をじっくり時間をかけて教えました。そして、トレーニング4回目。声のかすれがなくなったのです。うれしいですね!

「呼吸体操の理論を教えてくれて楽しいです」

よかったです!私もうれしい。何のために行うのか、目的を明確化して共有することが近道なんだと改めて思いました。

そして、今日も家で行うトレーニングに発声は入っていません。それはもうちょっと先。もう少し呼吸体操を続けて、声量をあげる身体を作りましょう。

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沼尾ひろ子の言語ボイストレーニング教室開講しました。

 自然豊かな里山に言語ボイストレーニング教室を開講しました。

【プログラム】基本的な呼吸法、滑舌体操、ロールプレイング、コミュニケーション力をつける会話レッスンや、多数の中での発言力を養うフリートーク、また、ビジネストーク、電話応対など目的に沿った実践的なトレーニングを相談しながら行います。

〈内容例〉 呼吸体操/顔の準備体操/あいうえお体操/発声体操/滑舌体操/プロミネンス表現/音読/目的別言語発声練習/ビジネストーク練習/会話練習/数字の認識練習/習字/フリートーク/朗読 など

受講料(1時間)おひとり5,000円 (税込み)

場所 叶谷ベース 329-1117栃木県宇都宮市叶谷町280(田原西小近く)

お申し込み・お問合せ   infomail@axisdo.co.jp

事務局 株式会社AXIS DO 105-0001 東京都港区虎ノ門1-16-6虎ノ門RAPO-TOビルUCF703

 

 

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イメージが大事!

絵がもっと上手にかけたら・・・。いつも思います。特に、口の形を書く時。上唇、下唇、歯がミトコンドリアのようになってしまうのです。今回は、ちょっと自信作です。背中を大きく広げる動きと、小さくする動き。背骨に向かって肩甲骨を寄せる/離すを書いてみました。なかなかうまく書けたでしょ? いいんです。絵は上手くなくても、口頭と動作でしっかり説明できます。

で、何を説明しているのかというと、呼吸体操のしかたなんです。胸式呼吸、腹式呼吸、努力呼吸、これらはしっかりした発声のベース作りです。発声が弱い方、声がかすれてしまう方にはおすすめです。その時、イメージがとても重要です。私はいつも、○○をイメージしてください、とか、手のひらで感じてくださいなど、直接的なやり方を教えるのではなく、思考を別のところに持って行きます。ようは結果的にできていればそれでいいわけです。その方が、難しく考えることがなく、呼吸体操の目的を果たせたりするわけです。ニコニコした時きれいに両口角が上がっているのに、「イ」の苦手意識が先にたってしまうと、「イ」の口唇がいびつになってしまう。意識的に行えるようになるとなおいいのですが、それが最終目的ではないので、まずは、イメージすることから始めてみましょう。

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