「さしすせそがきれいに言えた!」その練習法とは

サ行の発音を苦手とする方は多いです。「さしすせそ」は息を思い切り吐き出し舌を摩擦させて音にします。上唇と下唇を使わないため、呼気が弱いと発音の角が丸くなりはっきりした音になりにくいのです。それで、寿司sushiとか笹sasa などが言いにくいのです。サ行を攻略する練習を、私は息をぶつける場所で行います。意識はそのことだけに集中します。実際に「さしすせそ」の音を出す前に思い切り無声の呼気を1箇所に集中させるのです。ひとりづつ、繰り返し確認していきました。すると、どうでしょう!今まで角のない丸かった発音が、はっきりと輪郭のある発音に変わったのです。あまりに即効でしたので私も驚きました。実は、これにはベースが必要です。微発声を矯正するために続けてきた腹式呼吸の「ふっふっふ運動」のおかげと言っていいでしょう。まだ強い呼気が難しい方には、無声で行う練習方法を教えました。みなさんが自信をもってひとまえで話をすることができるように、もっともっと私も練習方法を研究していきます。

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

コメント

コメントする

目次
閉じる