オンリーワンの体験談

自己紹介初級カリキュラム4回目の今日は、状況説明を加えた全体を通しての自己紹介をしていただきました。おひとりずつの発表の後、質問や感想を述べ合います。その中のひとつに、時系列での説明はとてもよくわかるのだけれど、実体験としてどうだったのかを教えてほしいという意見が出されました。すると、「最初ぼんやりしていてよくわからない状態の時、お見舞いに来てくれた同僚が、『元気出せよ!』とひと言言ってくれた言葉だけが耳に届いて、寝てる場合じゃないぞ、と明確に思ったことを覚えている」こと、「そこからひたすら、字を書き続け、1週間したら動かなかった指先が動いた」ことを話してくれました。それを聞いたみなさんは、「それ、すごい!」「ぜったいその話を入れてください」とアドバイス。オンリーワンの体験談は惹きつける力があります。そのことを私が教える前に、みなさん同士で導き出したことに感動しました。文章化することによって、時系列で情報を与えることはできるのですが、それは、テキストにしても伝えることができます。自分の言葉で自分の体験を伝える時、そこには感情が入り、情景が目に浮かびます。そこで、今日の宿題は、文章の見出しを作ること。見出しは話が迷子にならないように順番を確認することができます。後は、自分の言葉で見出しの内容を伝えるのです。次回が楽しみです!

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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