自分の言葉でニュースを伝える!

フリートークでは時事ニュースを取り上げ、記事の原稿の即読、意味理解、復唱、意見を述べるということを行っています。今日は、「北海道むかわ町で発掘された全身骨格の恐竜むかわ竜」を題材にしました。最後に記事の要約を自分の言葉で相手に伝えることをやってみました。本日の参加者は3人。それが3人3用の伝え方でたいへんおもしろいのでした。ひとりは、「ねえ聞いてくださいよ、〜なんだって!」とかみ砕いて話し言葉に変換。もうひとりは、記事に則って正確に丁寧に事実を伝えてくれました。そして、もうひとりは、「〜なあんて、わたしは知らんけど」と自分の感想を交えておもしろおかしく話すのでした。記事の内容を読み解き、脳内辞書と自分の解釈をマッチングさせ、発話。伝えようとする強い意志が自分の言葉を引き出すのです。そのため、発音も一本調子でなく抑揚がついている。感情がのっているからです。本当にすばらしい!この瞬間を共有できる喜びはなにものにも代えがたいものです。

電話応対は、繰り返して行っているだけあって、最初の頃の棒読みから比べたら格段の進化を遂げています。最初と最後の定型言葉が口からついて出るようになるまであと一歩です。あせらず何度も繰り返していきましょう!

次回は5月23日です。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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