十三夜の朗読

 

子どもの頃、月にはうさぎがいるって私、ほんとうに信じてた。それに、夜、車に乗っていると、月はいつも追いかけてきた。お月さまはいつもそばにいた。

十五夜には、お団子を作ると仏さんにあげて、それからあんこいっぱいのお団子をおなかいっぱい食べたっけ。

十五夜は新月から数えて15日目で満月または満月に近い月。平安時代に中国から伝わってきて、醍醐天皇(平安時代 885〜930 年)が月見をしたのが始まりとも言われています。

一方の十三夜は日本独自の風習。新月から数えて13日目で満月には少し欠ける月のことを言います。宇多天皇(平安時代 867 〜931 年)が十三夜の月を愛でたのが始まりともいわれています。十五夜の約1ヶ月後の月なので、「後の月」ともよばれます。

欠ける月を愛でるなんて、ほんと!風流ですよね。十三夜は栗や豆の収穫の時期なので「栗名月」「豆名月」という呼び方もあるんです。ですから、お供えするのは、月見団子の他に栗や大豆など秋の実りも。

今年の十三夜は、10月29日。月を愛でながら、雅楽とともに「竹取物語」を朗読します。蕎麦処「小休止のうか」の日本庭園で、風流な「時」を。

 

 

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