楽しみな金曜日。と土曜日。

今週金曜日と土曜日の「朗読の世界」で行うのは「フランダースの犬」。思い起こせば、この物語と出会ったのは幼稚園生の頃。あの絵本は、大人になっても記憶に残る絵でした。私が本が大好きになったのはあの世界の名作シリーズの絵のおかげだったと思います。親に感謝ですね。絵は物語によっていろいろな方が描いていらっしゃいました。ですから、同じシリーズなのに物語によって作風が違ったのです。物語の舞台となったフランダース地方の風車やネロとパトラッシュが天国に召されていく場面は私のフランダースの犬の原風景なのでした。

それから、日曜日の夜放送されていたカルピス劇場。テレビの物語が音楽が記憶に残っています。そういう方も多いのではないでしょうか。思わず口ずさむあのメロディーとともに映像が浮かんでくるのでは。

そして、大人になって改めて物語を読んだ時、心に訴えてくるものは深いものでした。私は朗読でその世界を紡いでいきたいと思ったのです。感じることはひとぞれぞれ。涙を流される方もたくさんいらっしゃいます。涙で浄化されるひとときを提供できればそれもうれしいことです。

自然の空間で、朗読の世界に浸ってくださいね。お会いできることがとっても楽しみな日々です。

 

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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