カフェでのおしゃべり

今日の東京でのパーソナルトレーニングはカフェで行いました。会話が主な目的だったからです。もともと目的のひとつに友人との会話をスムーズにできるようになりたいというものがあったので、ひとつの質問に対して答えをひとつしていくことは会話の迷子をなくしていくのに有効なのです。初めてお会いした時、ほとんど言葉を発することがなかったことから比べると、言葉数も音韻とのマッチングも格段に増えて目を見張るようです。それでもまどろっこしさやなんて言うんだっけ?と困った表情をすることがなくなったわけではなく、今は、まどろっこしさのストレスを軽減するために、舌の正しい位置を覚えさせることに多くの時間を割いています。長年覚え込んだものを変えていくことは並大抵のことではありません。それでも、意識が向けば、根気よく覚え込ませることができます。ですから、家のトレーニングは極力簡単なものにしています。なぜかというとまちがった舌の位置でがんばって発音を繰り返していても、滑舌の改善にはならないからです。トレーニングするなら、正しいトレーニングを。それはなによりの近道なのです。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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