今年1年を振り返って・・・。

今、ひとり石垣島のホテル。
今年1年は私にとってまさに、CHANGE!
変革の年でした。
行動した年。
言い訳をしないと決めて、夢を形にするために私が実行したこと。
それは「選択」。
「選ぶ」という行為は反対に「捨てる」勇気も伴います。
言い訳ばかりして「捨てる」ことができなかった。
目先の喜びや自分の心とは裏腹の評価だけを支えにすることをきっぱりやめることができたのは
自分の意志や努力と関係なく理不尽な決定が下される現実に
もういやだ!と叫びたくなっちゃった!から。
数年前生放送の情報番組を担当中、突然の脳梗塞。失語症になった私は当時自分の名前さえ話すことができませんでした。いきなり翼をもぎ取られ生きる気力を無くしました。
どうしてよりによって、失語症なの?
家族は命のあることを涙を流して喜んでくれたけど、残酷な現実を受け入れることができなかった私は言葉を操れない人生なんて意味がない、そんなふうに本気で思っていました。
ひとはひとりで生きているんじゃないのに、独りよがりな言い訳。
めそめそ泣いて、どうしていいのかわからないと当たり散らして。
もう仕事できない。
だって、無理だもの。
だって、みんなに迷惑かけるもの。
だって、いつ治るかわからないもの。
だって、ナレーターが失語症なんてありえないもの。
だって、本も読めないもの。
だって、だって、だって、だって、だって、だって、だって、・・・・・・・だって。
「本当にしたいことはなに?」
そう問いかけたのは自分自身でした。
「自分がしたいことをすればいいじゃない。どんなに時間かかってもいいじゃない。自分の人生は自分のものなんだから」
私の人生は私のもの。
私の人生は私のもの。
そんな単純なことに気づかされた時、私は言い訳することをやめたのです。
そして、「行動」しました。
その時私が「選択」したのは、「生放送の現場に戻る」という途方もなく遠い道。
本当は一番楽な「選択」は「ナレーションの仕事をやめる」という決意だったのに。
リハビリは、「できないことの確認」というつらい現実に向き合うことから始まりました。
でも、自分で「選択」したのだから、もう言い訳はできない。
決意してからのリハビリはつらくても、いつも前だけも向いていたことを覚えています。
今、現場復帰を果たし、さらに今年、それまで「言い訳」という足かせをつけて行動できなかった「夢」を形にする「選択」をしました。
だから、「捨てる」行動も起こしました。
「選択」。遅すぎるスタートはない。
来年も、笑顔で過ごしましょう。

 

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