イメージが大事!

絵がもっと上手にかけたら・・・。いつも思います。特に、口の形を書く時。上唇、下唇、歯がミトコンドリアのようになってしまうのです。今回は、ちょっと自信作です。背中を大きく広げる動きと、小さくする動き。背骨に向かって肩甲骨を寄せる/離すを書いてみました。なかなかうまく書けたでしょ? いいんです。絵は上手くなくても、口頭と動作でしっかり説明できます。

で、何を説明しているのかというと、呼吸体操のしかたなんです。胸式呼吸、腹式呼吸、努力呼吸、これらはしっかりした発声のベース作りです。発声が弱い方、声がかすれてしまう方にはおすすめです。その時、イメージがとても重要です。私はいつも、○○をイメージしてください、とか、手のひらで感じてくださいなど、直接的なやり方を教えるのではなく、思考を別のところに持って行きます。ようは結果的にできていればそれでいいわけです。その方が、難しく考えることがなく、呼吸体操の目的を果たせたりするわけです。ニコニコした時きれいに両口角が上がっているのに、「イ」の苦手意識が先にたってしまうと、「イ」の口唇がいびつになってしまう。意識的に行えるようになるとなおいいのですが、それが最終目的ではないので、まずは、イメージすることから始めてみましょう。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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