イメージと発声。そして「楽しく」〜出張言語ボイストレーニング教室in大阪


FBでつながった縁で、大阪で失語症のある方のサロンを運営している「ポコアポコ」さんが私の言語ボイストレーニング教室を企画してくださって、今回はその2回目。

昨年の第1回目も、参加してくれたみなさんに楽しく言葉を発することをお伝えすることができましたが、今回は初参加の方と2回目の方と両方いらっしゃるので、「インタビュー」にゲームを取り入れてみました。「お楽しみクイズナンバー💕」というゲームを考案しました。

「○○から来た○○○○です」。決めごとはこれだけです。次に①〜㉟の数字をひとつ選んでもらいます。すると、スクリーンにクイズが現れます。それをとなりの席のひとが読みます。たとえば、「好きな飲み物は何ですか?」。それに答えます。

クイズといっても、すべてご自身に対する質問です。なので、答えやすいのと、その答えが意外性があったり「へ〜」と共感したり、で周囲と自然に会話している空間が生まれます。数字、文字理解、音読、コミュニケーション、発話、それらを「楽しい」をベースに行えるカリキュラムです。リラックスすると、大勢のひとの前でもいつの間にか緊張せずに言葉を発することができる効果もあります。

無理のない発声のための呼吸法を取り入れたカリキュラム、顔筋を動かす変顔体操、舌の体操、シチュエーションによる発声カリキュラム、覚えやすいイメージをともなった言葉による滑舌カリキュラム。認識してから発声までのタイムラグを縮めるカリキュラム。

私の考案したカリキュラムは、イメージと発声を結びつけることをベースにしています。そして、もうひとつ「楽しい」。これは非常に大事なことです。楽しいと笑顔になります。

人間は笑うと、自律神経である副交感神経を活発にし、呼吸や脈拍が穏やかになることがカンザス大学のタラ・クラフト教授らの研究により報告されています。

また、笑うことにより、幸福ホルモンと呼ばれるエンドロフィンが体内に分泌されストレスや不安を解消し、脳の血流量が増加することで集中力が高まると言われています。リラックスした状態で良質の集中力を獲得し、声に安定感がもたらされるのは言うまでもありません。

笑いながら会話をすることは言語のリハビリに大きく役立つと思われます。私自身、友人達との会話には大変な集中力を伴うので楽しい反面大変疲れました。そのくらい脳に負荷がかかっていることはわかりました。もちろん、言語のリハビリにおいて良質な負荷ですから、時間を限って行えばよい効果をもたらすのですね。

途中10分の休憩をはさみましたが、あっという間の2時間です。定期的に会ってトレーニングできない方に、ご自分で家でできる日常生活の中に取り入れたトレーニングをお伝えすることは、私にとってもたいへん勉強になる時間でした。

それと、さすが、大阪の方は笑いの基礎が備わっており、会話の相手をのせるのも上手ですね!私もとても楽しかったです。

主催者ポコアポコサロンの梶さんが、FBに次のような記事をあげてくださいました。とてもうれしい内容で、こちらにご紹介いたします。

 

🔶大好評でした❣️🔶

❤️第2回❤️
💚沼尾ひろ子さんの💚
💛失語症者のための💛
🧡ボイストレーニング🧡
in 大阪

🚩6月9日 (日)14時〜16時
受付13時30分より
大阪医療福祉専門学校 にて

🚩親睦会
👣 会場より徒歩5分程度

*〜**〜*〜**〜*〜**〜*〜
第2回目となったボイストレーニング🗣

今回も、たくさんの方の笑顔と、
大きな声を聞くことができました🌸

第1部
自己紹介は苦手ですよね?
緊張しないでいいです
無理しないでいいんですよ
相手の方と仲良くなれば、
それでいいんです💁‍♀️

自分の名前を言うのにも、
何秒か時間がかかる私😩
待たせてしまうことで、
焦ってしまって、ドンドン言葉がでなくなる🤯

でも、先生の声かけに、みんなの声が
自然と、柔らかく、大きくなっていきました

笑いが溢れ、参加者に興味を持って、
会場の雰囲気が一体化していきました

休憩の時間には、
先生とお話しをしたり
参加者同士、繋がりが広がったり、
楽しい雰囲気🧡💛💙💚❤️

第2部
身体全体に息を取り入れて、
呼吸をする練習
これは、毎日、ひとりでも出来そうです👌

次に、大きな口を開けて、
言葉を出してみます

言葉は、全部大きな口を開けて
話さなくても大丈夫

例えば、

「た こ や き」🐙

最後の「き」を、
はっきり、口をーっとして
前歯を8本見えるように言ってみましょう💁‍♀️

みんなの声が、ドンドン大きくなって、
しっかりした言葉になっていきます❣️

数字の練習や
少しずつ、言葉を早く出していく練習など

短い時間に、いろんなことを教えていただきました👏

皆さんの声と顔が、晴れ晴れとしていて
この時間をとっても楽しんで、
心が満たされたように思いました💛🧡❤️💚💙

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失語症者に対する深い想いを込めて

アナウンサーとして鍛えた発声や滑舌を使って

どこにもない「言語ボイストレーニング」

*〜**〜*〜**〜*〜**〜*〜
沼尾先生は、
いろんなことを経験されたからこそ、
いろんなことにチャレンジされているからこそ、
私たちの心に寄り添った
心に響くボイストレーニングを
してくださるんだと思います

参加者の皆さまと一緒に、
沼尾先生のボイストレーニングに
参加できたことが、
本当にありがたく思います🌸

また、ご要望があれば、微力ですが、
企画したいと思いますので、
どうぞよろしくお願い致します❣️

*〜**〜*〜**〜*〜**〜*〜
沼尾先生
参加の皆さま
ボランティアの方々

本当に、素敵な1日をありがとうございました🌸🌼🍀

言語ボイストレーニング教室in大阪

 


カテゴリー: 失語症とは, 失語症のある方のための言語ボイストレーニング, 脳梗塞患者と失語症者の自立支援の会   パーマリンク

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