「復職することがゴールだと思ってたけど、それは間違いだった。こんなに毎日、心が折れそうになるなんて・・・」。泣き笑いで、さらに続けた。「退院してから、『どうしてそんなに話せるようになったのにくよくよするんですか。○○さんらしくないですよ』って。わかってくれない」と、あきらめの表情。彼の抱える問題は、見過ごすことのできない重要な課題です。流暢に話せても、数字がまったくわからなかったり、文章が作れなかったり、言葉で言われたことが記憶に留まらなかったり・・・。失語症の症状は傍目にはとてもわかりにくいものです。また、仕事となると、スピード感を伴って会話も行われるし、医療機関のリハビリではカバーしきれない事柄に追われる。どれだけ本人が「わからないんですよ」と言っても信じてもらえない。だから、職場の方が悪気なく「大丈夫でしょ」と声をかけてしまうことも一概には責められません。一刻も早く、企業への失語症理解研修を進めていかなければと、強く思いました。寄り添うコミュニケーション研修の実施も全国を飛び回ってでも行いたい。2019年最初の言語ボイストレーニング。彼の言葉に決意を新たにしました。
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