新しい読書のしかたを見つけよう!

猛暑と台風の8月も終盤にさしかかりました。夏休みの宿題といえば、読書感想文を思い出します。そこで、教室では、今まで感銘を受けた本、お薦めしたい本のプレゼンをすることにしました。本の内容やどのようにその本と出会ったのか、グッときたポイントなどをひとり10分の持ち時間で紹介し、その後質問を受けることにしました。自分の好きなものや関心のあることは伝えたい言葉が溢れ聞いていてもとても引きこまれました。自分の心に向き合うことにもなる読書は、難度の高い繊細な感情の言語化のよい手助けになるように思います。質問や感想も多く飛び交い、10分の持ち時間では足りなくなり今回は2人の方のプレゼンになりました。お二人とも最近読んだ本を紹介してくれました。大好きだった読書が困難になってしばらく遠ざかっていましたが、理解しているのかわからなくてもページ数を決めて読むことにしたり、時間を決めて読むようにする、時間がかかってもよしと決めて1冊を読み切ることにしたなど、大好きな読書をできないことを嘆いているばかりでなく、少しづつ自分らしい「読む」ことを始めていることに深く感動しました。新しい本ではなく、昔好きだった本やよく知っている内容をもう一度読み返してみることもよいのでは、という意見も出されました。読書好きの方が読書ができないストレスはいかばかりでしょうか。できないとあきらめてしまうのではく、新しい読書のしかたを見つけてみましょうという発言に、私は涙が出そうになりました。その思いに至るまでの深い心の痛みが伝わってきました。新しい生き方。新しい人生を歩む。そのために必要なスキルを身につけてほしい。私も全力で応援します。

カテゴリー: 失語症とは, 失語症のある方のための言語ボイストレーニング   パーマリンク

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