緊急時マイカードを作ろう!

緊急時マイカードの作成もいよいよ大詰め。緊急時マイカードとは失語症のある方が災害時などで避難所でのコミュニケーションを助けるための情報カードです。失語症はひとによってコミュニケーション障害がさまざまなので、汎用性のあるカードでは対応しきれないため、自分専用のコミュニケーションサポート情報を記載したマイカードを作成することにしたのです。今日は先週みなさんから出していただいたコンテンツのメリット・デメリットを全員で考え、実際に携帯するマイカードの性能性を高める作業を行いました。情報一覧型はプライベート情報の漏洩をどうするか。情報の精度が良すぎてサポートへの説得力に欠けるのではないか。情報分散型は、それぞれのカードがバラバラになってしまい正確な情報が伝えられないのでは。失語症の説明については、見た目ではわかりずらいコミュニケーション障害が実際に伝わるのかといった問題提起がそれぞれ出され、解決について話し合われました。また、それとは別に、ヘルプマークの携帯が避難所での受け付け等ではわかりやすいだろうということでした。失語症の説明の前に、まずはなにかしかのサポートが必要なことをひと目で理解してもらう。緊急時は受け入れサイドも混乱しています。わかりやすい情報を与える努力も大切です。いづれにしても、災害はいつ起こるかわかりません。みなさんがコミュニケーションがとれず心細くなることのないように、必ずご家族との連絡の取り方を確認し合い、緊急時マイカードと必要な携帯物を準備しておいてください。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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