たった一音で「おいしい!」を伝えることができるんです。

「おいしいの?おいしくないの?だまって食べてちゃわからないわ」

「だまって食べてるのはおいしいからさ」

「ばっかじゃないの!?言葉で言ってくれなきゃわからないの!」

よく聞く夫婦の会話。ですが・・・違うんです。「おいしい」とはっきりした言葉で言えなくても、たった一音で「おいしい」を伝えることができるんです。それには、鏡を用いて口唇の形を確認すること。そのことで、まず一音をはっきり発音するトレーニングができます。また、トーンのような非言語的要素、表情のような側言語的要素も重要です。一本調子になりがちな話し方の改善にもつながります。今日は、一音で行う滑舌トレーニングをしました。うれしい時の「あ」、驚いた時の「あ」、怒った時の「あ」、悲しい時の「あ」。みなさん、それぞれのシーンを思い浮かべながら、「あ」で表現していました。一音でもちゃんと伝えることができるんです。「おいしい」を伝えてみてください。

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この記事を書いた人

ナレーター/朗読家/司会/声とことばのトレーナー

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