畑から抜いたばかりのニンジン。
水でドロを落として編んだ籠にのせて渇かすのです。
11月の水、外気よりもあたたかでちっとも冷たくない。
ニンジンのあまい香りに包まれ、
カズヨさんとおしゃべりしながら洗ったばかりのニンジンを並べてくと
ダリヤの大輪のできあがり♪
みてみて!と、小屋の中のタカコさんに声をかけると
まあ!
両手でほっぺをはさみながら目をまあるくした。
「このままほしいっていうひといないかしらね」
ほんとうに。
だって、自然の力で育てたニンジンが
あまりに美しいんですもの。
コメント